2008年6月、ドバイに引っ越してきました。しばらくは夢の専業主婦生活です。


by yhell
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

半日旅行:HATTAに行った

昨日は11時半に目が覚めました。
12時にのんびり朝食を食べながら、「今日なにする?」と聞くと、
「天気がいいから出掛けようか」と夫君。

地図を持ってきて考えた結果、HATTA(ハッタ)のワディを探しに行くことに。

ワディとは谷、渓谷という意味で、雨が降るとワディに水がたまり、オアシスになります。
それでワディ=水たまり、というように解釈されることもあります。誤用ですが。
ハッタはドバイから車で1時間半ほど東に走ったところにある小さな村。
その一帯の山岳地帯はワディが多く、年中水の湧き出るオアシスが豊富なことで知られ、岩の隙間に天然プールを発見できます。

詳しい下調べなく、ポンとハイウェイに乗って、ひたすら「HATTA」と看板の示す方向へ走ること1時間強。
前方に渋滞発見。
私達が走る側にだけ、パトカーが止まり、通行する車が列を作っています。
ん?『ぱすぽーとこんとろーる』?国境?

ハッタとドバイの間にオマーンの飛び地領土が存在するのは知ってましたが、まさかハイウェイがそこを通ってるとは知らなかった。
夫君:「パスポート持ってない」
私:「私なんて財布置いてきたから、身分証明書が何もない」
どっちにしても一本道だから、折り返すことも出来ない。
順番が来るのを待って、ダメもとで警官に事情を説明しました。
しかし夫君がドバイ免許証を見せると「あ〜、仕方ないな、いいよ」と意外にあっさり。
だけど、私は・・・「免許すら持ってきてない」
警官:「どこ?国?ロシア?」
私:「日本です」(????ロシアって????)
警官:「日本。・・・ん〜、おっけー、行け」
国境、通過しました。ゆるいわ〜。

b0142203_21341598.jpg
国境からさらに20分で、ハッタの町に出ました。
b0142203_229036.jpg
ハッタフォート。見張り塔のこと。かつて外敵を防ぐために使われていたそうです。

町を通り抜け、舗装されていないオフロードを走ります。
b0142203_22111686.jpg
オフロードと言っても、ドバイからワディを訪れる人は多く、道がないわけじゃない。

しかし、進むにつれ、「ワディ」の意味がわかるように。
いわゆるV字型の、急勾配の坂道が増えていきます。
イメージとしては、地面にボコッと穴があいたようなかんじ。
4WDでない場合、下りの勢いを利用して通過しないと、谷の底部から上がるのがしんどいかもしれません。
とはいえ、坂を上がる時、頂上の向こう側は見えませんから、スピードを出して通過するのは、ちょっとコワイ気もします。反対側から車が来てると、真っ正面からぶつかりますから。
お出掛けの際は、4WDをお勧めします。
b0142203_22365214.jpg
よく見ると岩山には空洞が多く、地盤が緩そうにも見えます。
大きめの天然洞窟も目立ちます。
「テロ組織XXXは山岳地帯の洞窟に潜伏中とみられる」とかニュースで聞きますが、なるほど、きっと中東にはこういう山が多いのね、と納得。

何度か車を止めて、天然プールを探しました。(何ヶ所かあります)
基本的に、ヤシの木など、緑が見えると、その根元にオアシスがあることが多いです。

b0142203_22251568.jpg
車で通過した時、岩の割れ目が気になって、停車してもらいました。
b0142203_22262147.jpg
割れ目から下をのぞくと、ここにも泉がありました。谷底まで3〜4メートルです。
一見は川のように見えるけど、反対側はただの岩山。水は岩の隙間から漏れているようです。
b0142203_22284847.jpg
降りてみました。
水は澄んでいて冷たく、キレイ。
落書きは、この泉に限らず、岩山の至る所にあり、せっかくの景観が台無し。残念。
b0142203_22331780.jpg
登ってみました。
こんな岩山だと思ってなくて、私、ワンピースとビーチサンダルでしたから、これくらいの高さが限界。

ひとしきり遊んで、「おなかがすいたから帰りましょう!」

ハッタ唯一のリゾートホテル「ハッタ・フォート・ホテル」で食事することも考えて、実は行き道に寄って下見したんですが、パッとしない雰囲気&ハエが異様に多かったので、却下。
b0142203_22531777.jpg
リゾートの敷地内では孔雀が数羽、放し飼いされてました。

行きに通った『国境』の検問、帰り道の車線は検問なく、素通り。
片車線だけ検問待ちの車が長い列を作っています。
「おかしくない?」と話し合った結果・・・
「わかった、あれは、オマーン領地を通過した後で、UAE領地に再入国する国境の検問なんだ」
ああ〜、だから検問の前、ハイウェイ沿いに『シェル石油』のスタンドがあったのね!
謎が解けてスッキリ。(UAEのガソリンスタンドは、外資会社は存在しないから)
つまりオマーン領地に入るのはノーチェックだけど、UAEに入国するには検問があると。
そうこう言ってるうちに、オマーン領地を反対側に抜けてドバイに戻るための国境に到着。
しかし、武装警官がチラッと車の中を見ただけで、「行け」とジェスチャー。
ドバイナンバーの車だからか、身分証明書すらチェックされませんでした。
b0142203_23113141.jpg
国境付近の素朴な町。

無事に国境を通過した後、段々と山が遠くなり、ゆるやかに続く砂漠。
薄いピンクの夕焼けが差しています。
b0142203_23103299.jpg

砂漠には夕陽が似合いますね。

学んだこと:
・ハッタに行くときはパスポートを持ってると便利
・ワディのプールにビーチサンダルは不向き
・計画は事前に立てて、出来れば下調べしましょう
[PR]
by yhell | 2009-03-06 23:29 | こんなとこ行きました